今回の大阪の中国語通訳の派遣実績は「中国人投資家向け特区民泊セミナーの通訳」です。
昨今の訪日外国人観光客の増加に伴って、民泊も増えていましたが、今年6月15日施行された民泊新法で規制が厳しくなりました。
特に「年間営業日数180日以内」という規制により、投資目的の民泊オーナーにとっては、ほとんど利益が出ない状況になってしまいました。
しかし物件が「国家戦略特別区域」に所在している場合は、「特区民泊」の認定を受けると、年間180日以上の営業も可能になります。
ちなみに特区民泊の認定を受けるための主な要件は以下のとおりです。
- 宿泊施設の所在地が国家戦略特別区域内にある
- 宿泊施設の滞在期間が(2泊)3日~(9泊)10日までの範囲内で自治体が定めた期間以上
- 一居室の床面積は25㎡以上。(ただし自治体の判断で変更可能)
- 施設使用方法に関する外国語案内、緊急時の外国語による情報提供、その他の外国人旅客の滞在に必要な役務の提供
- 滞在者名簿の備え付け
- 施設周辺地域の住民に対する適切な説明
- 施設周辺地域の住民からの苦情および問合せに対する適切かつ迅速な対応
大阪市はその「特区民泊」が認められている数少ない地域のため、日本人はもちろん、中国人投資家からも人気のある地域となっています。
今回は某中国系民泊マッチングサイトと、大阪市内の不動産会社が共同開催した中国人投資家向け特区民泊セミナーに通訳を派遣させていただきました。
参加者の約3分の1は中国から来られた中国人の方、3分の2は日本在住の中国人の方でした。
セミナーでは大阪市特区民泊の説明、特区民泊の条件を満たした物件の紹介、運営方法、質疑応答を通訳させていただきました。
資産保全と投資を兼ねた特区民泊には、中国人投資家の皆さんも興味があるようで、東京でも同様のセミナーがあるかどうか、多数の方に聞かれました。
また会議後の懇親会では、不動産会社の担当者様に物件についての質問が相次ぎ、通訳も忙しかったみたいです。
特区民泊の投資セミナー以外でも、関西の中国人向けセミナーで中国語通訳をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
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